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ドイツ

冗談

花屋で働いていると、近場に配達に行くことがよくある。 ドイツに来てすぐ、職業訓練をしていた三年間。 大きな三輪の自転車の荷台に合わせたら軽く60キロは超えるであろういくつかのアレンジメントを乗せて、 雨の日も、風の日も、...
お花

お花屋さん

お気に入りのお花屋さんはありますか? と質問されたとき、即答できる人はどの位いるんだろう。 大学三年生の夏、パリで花屋を見て回った時も ここ数年でヨーロッパの花屋を見て回った時も、印象は同じ。 お洒落なお花屋さんっ...
日常

口角

唐突ですが、私の夫はカメラ好きだ。 ドイツに駐在が決まった際に、ヨーロッパの景色を写真に残したいとカメラを購入。 数十もの国を訪れ、綺麗な街並みを写真に残してきた。 以前は自宅にいることが多かった私も、彼と出会ってからは...
お花

デザインの源

花を生けるとき 数ある選択肢の中からどの花材を、どんな風に生けるのか。 ゼロベースから考えることは意外と難しい。 ドイツに渡る前の私は、そこの引き出しがとにかく少なかった。 教科書をベースに自分なりにアレンジしたり...
ドイツ

対等なドイツ人

お客様は神様です! なんて言葉は、一体いつから始まったんだろう。 日本に住んでいるころから薄々感じてはいたけれど、ドイツに来て確信したことがある。 日本のサービスは過剰だ。 よく言えばホスピタリティと表現できるのか...
ドイツ

人と話すこと

はじめに ドイツの備忘録を残そうと文章を考えていると、いつの間にか苦労自慢みたいになってしまう。 そんなつもりは無いんだけど、私の性格なのか、楽しかったこともたくさんあるはずなのに、 思い出すことは辛かったり、きつかった...
日常

ぐーたらフローリストの日常

「あ、また溶けてる」 今まで何度夫に言われたか分からない言葉。 我が家のソファはL字ソファで、オットマン側は私の定位置だ。 始めは普通に座っていても、だんだん下へ下へとずれていく。 そして最終的には溶けている体勢へ...
お花

わたしの花のスタイル

洋服やインテリアにトレンドがあるように、花のスタイルにも流行がある。 母がフラワーアレンジメントを学んでいた頃はカーネーションを決まった形に当てはめるスタイルが主流で (ラウンド、トライアンギュラー、ボーゲン等、クラシックな形...
ドイツ

なぜ、ドイツに渡ろうと思ったか

花を始めたきっかけは、前回の記事で綴った通り。 「たまたま近くにフラワーアレンジメント教室(実家)があったから」 という理由だが、なぜそんな私がドイツに渡ることになったのか。 「花を始めてみたら、自分には才能があるって気...
お花

花をはじめたきっかけ

「フラワーアレンジメント」「生け花」と聞くと、大抵の人がおしとやかな大和撫子をイメージするかもしれない。 が、私は違う。幼い頃から外で遊ぶことが大好きだった。 小学生の頃は毎日公園で遊んでいたし、当時習っていたピアノの教室も、...
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