わたしの花のスタイル

洋服やインテリアにトレンドがあるように、花のスタイルにも流行がある。

母がフラワーアレンジメントを学んでいた頃はカーネーションを決まった形に当てはめるスタイルが主流で

(ラウンド、トライアンギュラー、ボーゲン等、クラシックな形)長さや花の数まで決められていた。

その後ヨーロピアンスタイルが日本に入ってきて、より自然なスタイルが主流になっていった。

私がドイツに渡る決意をした頃は、パリスタイルが日本では流行っていて、

芍薬やイングリッシュローズなどの大きな花をグリーンなしで束ねる花束をよく見かけた。

その後はドイツにいたので、どう変化したのかは確かじゃないんですけど。

プリザーブドフラワーやハーバリウム、ドライフラワー等、生花以外がすごく広がった印象で。

最近ではSNSを通じて観葉植物や多肉植物を本当によく見かけるようになった。

フラワーアレンジメントでも、ボタニカルスタイルが増え、

結婚式やアパレルショップでもグリーンやワイルドフラワーをふんだんに使ったデコレーションが人気のようだ。

これは、私にとってはすごく嬉しい。なぜならグリーンをたくさん使ったスタイルが好きだから!

ドイツに来てからはフランス、オランダ、ベルギー、イギリスと旅行に行く度に花屋を訪れ、

街中のショーウィンドウを見て回った。それぞれ違いがあり、どのスタイルにもそれぞれの良さがあった。

ドイツでは、もちろんドイツのスタイルのアレンジメントをしっかりと学んできましたが、

アトリエフラワーシートではスタイルを絞ることはしません。

季節の花を取り入れて、その日仕入れた花が一番きれいに見えるアレンジメントを提案していきます。

ドイツはもちろん、ヨーロッパ各国のスタイルを取り入れていくので、楽しみにしていてください。

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